特徴

殻の色は白色、淡褐色、淡桃色などがある。螺塔が高く殻全体を鱗片状の螺肋が覆う。 螺肋は太い螺肋と細い螺肋が交互に現れる。鱗片が大きい個体と小さい個体があり、 小さい個体では縦肋が目立つ。

産地

イタリア　サボナ　水深１００ｍ〜１２０ｍ、ジェノバ　水深３０ｍ〜８０ｍ、 リヴォルノ　水深１５０ｍ、シチリア島。スペイン　マラガ　水深３０ｍ〜８０ｍ。

原記載

1836 Fusus lamellosus Philippi, Enum. Moll. Sicil., 1:204, pl.11, f.30 (non Borson, 1821) (non Cristofori and Jan, 1832).
1971 Coralliophila longicauda Settepassi.(new name for F. lamellosus Philippi, 1836)

和名原典

メモ

ヨーロッパ人コレクターの交換リストに良く出る貝ですが、以下のように、 いろいろな学名が付けられています。
Coralliophila squamosa (Bivona, 1838)
Coralliophila lamellosa (Philippi, 1836)
Coralliophila tectumsinense (Deshayes, 1856)

和名も豊富です。
オクガタサンゴヤドリ　1963　原色図鑑　世界の貝
ウロコカセン 1985　Illust., Cat., Latiaxis
フトスジサンゴヤドリ　　1985　世界海産貝類大図鑑