特徴

殻の色は白色、淡褐色などがある。板状の縦肋は肩で発達し尖る。 体層の螺肋は弱く、縦肋と交差して小突起になる。

産地

南シナ海　水深１００〜１５０ｍ。フィリピン　セブ島、ボホール島。

原記載

1970 Latiaxis marumai Habe and Kosuge, Venus, Jap. Jour. Malac., 28(4): 182-185, text-figs. 1-3.

和名原典

原記載と同じ。（＝1970　波部　忠重、小菅　貞男　貝類学雑誌　２８巻４号）

メモ

学名・和名は東京の青果物卸商　鈴木正次氏の商号マルマにちなみます。 鈴木氏は台湾やフィリピンから多くの珍貝を精力的に輸入しました。その中には １万ドルのリュウグウオキナエビスや、日本に初めて輸入されたウミノサカエイモ なども有りました。