特徴

殻の色は白色。螺管は成長するにつれて急激に広がり殻口は大きく開く。 ３本の太い螺肋と多数の細螺肋がある。縦肋は鰭状。

産地

和歌山県　紀伊半島。 高知県　豊後水道沖　水深２００ｍ。 九州南岸。奄美大島。沖縄県。 フィリピン　ボホール島　水深１８０ｍ〜２００ｍ。

原記載

1854 Concholepas (Coralliobia) fimbriata A. Adams, Proc. Zool. Soc. Lond., 1852, p. 93.

和名原典

1950 黒田徳米　ゆめ蛤　第５７号

メモ

和名の原典となるゆめ蛤の記事は貝類学雑誌　第１７巻３号ｐ．１２８にも掲載されて います。ここで和名の由来として「翼を広げて地物に密着する様相は南方のコウモリランを 思はせる。和名の起こつた所以である。」と紹介されています。