特徴

殻の色は白色で半透明。螺塔が小さく体層が大きい。殻全体を成長脈が覆う。 キセワタガイに似るが螺溝が少なく、上部に数本あるのみである。

産地

銚子沖、東京湾口、 和歌山、能登半島以西、四国、九州、南シナ海

原記載

1946 Philine kurodai Habe, Jap. Jour. Malac. Venus, 14, p.188, textfigs. 1,2.

和名原典

原記載と同じ。（＝1946　波部忠重　貝類学雑誌　第１４巻　p.188）

メモ

学名、和名は黒田徳米博士にちなみます。日本産のキセワタとしては大型のキセワタ として知られてきましたが、遠州灘で採れるニヨリキセワタはさらに大きくなります。