Frigidocardium torresi

特徴	殻の色は淡褐色、淡黄色などがあり、通常は淡紅色の放射帯を生じるが、黄色単色の個体（図示）もある。円形で膨らみが強く刺状の放射肋で覆われる。
産地	東京湾口　水深８０ｍ、相模湾、若狭湾、和歌山、四国、九州。東シナ海。フィリピン。ニューギニア。オーストラリア。ペルシャ湾。
原記載	1885 Cardium (Fragum) torresi Smith, E.A. Report on the Lamellibranchiata collected. Reports of the Scientific Results of the Exploratory Voyage of H.M.S. Challenger, Zoology. p.164, pl. 8, figs 4-4b
和名原典	1929 黒田徳米　貝類学雑誌　第１巻３号　p.93
メモ	黒田博士は和歌山産の平瀬コレクションと館山産の標本を基に命名しました。東京湾口では少ない貝です。